最近気になったニュース①
こんにちは、菅です。
今日は午前中IKEAに行きました。と言っても荷物を取りに行っただけです。
ネットで注文して、配送可能だったので、画面を進んでたら、急に店舗受け取りしか不可と表示されてました😔
治療院には部屋が2つあるんですが、一つはあんまり稼働してなくて、今後はこっちにも化粧台を置いて、しっかり稼働していこうと思います。
さて、今回のブログですが、何回か、クライアント様との中で話題に上がっているニュースがあります。
首を捻る施術を受けて、女性が亡くなったという事が起きました。
(ニュース抜粋)
東北部ウドンタニでは、首をねじるなどの激しいマッサージを複数回にわたって受けたタイ人の20歳の女性歌手が、脳浮腫と血液の感染症が原因で8日に死亡しました。
この事について書きたいと思います。
、、、あと先日、ブログが長い。長すぎる笑
と言うご指導ご鞭撻を頂きました(´ω`)
ほんますみません😅
先ず、その起こった事柄についてはニュースの内容だけではちゃんと状況がわからないので、
私目線で、首の施術で、みなさんが、首を捻ると認識されている様な行為。
(我々、施術者はアジャストメント、矯正などと言います。)
について順序を説明します。
話を2つに分けます。
先ずは①つめ。「首の矯正を行うとして」 その前提での流れです。
この図の様な流れをとります。
字汚い😅私の資料です。すみません。
2013年位ですかね。柔道整復師、鍼灸師の国家資格を取得して、後にカイロプラクティックの国際基準のプログラムを3年かけて学ぶのですが、入学くらいの初めの学びです。
先ずレッドフラッグ🚩。禁忌です。既往歴や、状態など、
施術をしたらダメですよ、という状態の判別です。
これが一番大事です。
流れでは先ず、
整形外科学テスト、理学検査、などを行い、「状態」の検査をします。
椎骨動脈の異常、神経系、関節、筋肉、靭帯などのテストです。
例えばこんなテストを3つ4つして、
動脈、関節、神経の具合を客観的に診ます。
これはどちらかというと一般医療的な検査です。
もちろん施術者が一人で行えます。
それがパスされれば、ようやく我々の様な整体師が施術を行うための検査です。
関節一つ一つの動きの確認(スタティックパルペーション、モーションパルペーション)など行い、
リスティングを行い(動きの悪い方向、歪み方を判断する)
字汚な(´Д` )パートⅡ
筋肉の問題ではなく、関節に対しての施術が必要であれば矯正を入れる手順です。
それも色々複雑で、、私なんか、まだまだ。
ややこしい話かと思われますが、
いっちーーばーん大事な事は
必ず回旋、、と、、伸展を過度に入れない。
シンプルにこれ。
要はただ硬いから捻りますとか、そんな感じの事をすれば
こう言う事故につながる事は簡単に想像がつきます。
椎骨動脈のC1、C2の回旋による位置関係。以下関節の後方位が椎骨動脈に与える影響。
椎骨動脈に負荷をかけて損傷すると、解離性動脈瘤のリスクがある事。
リスクはこれだけでは無いです。
もし何も訳分からず、やっているセラピストが居たらこれだけは守ってほしいです。
ひとつだけ言えるのはしっかりとした施術者は、危険性と安全性を考慮してますので、むやみやたらに激しい矯正はしません。
こんな記事を見たら、首の施術は全部危ない❗️となる気持ちも分かりますがね。
傾向的に知識が無い人程、怖さが分からないので、過激になりやすいかもですね。
②に続く